東北支援旅行
 
 
   その5 「三陸鉄道−1」 (7月17日)  
  mixi掲載日:2011/8/22  
 
13時03分、宮古着・・・三陸鉄道ののりかえは、7分しかない
切符を買って、すぐに乗る

13時10分、発車

信号が使えないので、人の合図で出発


車内は

暫定の運賃表

がんばろうがいっぱい



復旧した宮古−小本は、海岸から少し離れた山の中を走る区間が多いです。

山口団地駅


一の渡駅

ほぼ秘境駅です

佐羽根駅


田老(たろう)駅

海に近い駅ですが、駅は高台にあるため、無事だったようです・・・
しかし、車窓から見えるものは・・・

通常の色灯信号は使用禁止


また、細かいことですが、
上の写真の線路合流部分の標識が、通常で無い表示になっています。
通常(線路の切り替えが「定位」をあらわす)
黄色い標識(線路の切り替えが「反位」をあらわす)

   「定位」標識の「S」は、バネが入っている分岐器を表していて
   開いていない方の線路から列車が来たら、車輪の力で開くけど、
   それが行ったあとは、バネの力で元に戻り、いつも同じ方向を向くというもの。
   単線区間の「行き違い駅」で、駅の前後にこれを設置しておくと、
   駅員が、分岐器の操作をしなくても、行き違いができる。

なので、この分岐器が「反位」に切り替えることは、普通はあり得ません。
ちなみに、一の渡駅も、宮古側の分岐器は「反位」でした。

  なぜ、このような状態になってるのか・・・
  ・・・これは、通常の信号システムが被災して使えないため、
  途中駅での行き違いを無しにして、
  1本の列車が、単純に往復するという運行を行うようにして、
  行き違い駅では、直線側を通るようにしているためです。
  (列車は、スタフをもって運行しています。・・・「三陸鉄道−2」に記載)

摂待(せったい)駅


ハープ橋?を渡ると・・・


小本(おもと)駅に到着
 
駅への進入は、やはり人の手による信号・・・。

久慈側(不通区間)には、除雪車と予備車がありました。


震災直後は、この区間に残った1両で、営業運転されていましたが、
ラッシュ時の増結や、故障時の予備のため、
久慈駅にある車庫より、旅客車両を2両をトレーラーで運んだそうです。


 
 
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