秩父路のSL「パレオエクスプレス」 (平成17年7月9日撮影) (平成18年7月13日掲載)
埼玉県北部の羽生から、熊谷,寄居,秩父を経由して、三峰口へ向かう秩父鉄道。 その秩父鉄道のSL列車「パレオエクスプレス」に乗ってきました。ワタシ自身、旅客営業するSL列車に乗るのは初めてで(梅小路蒸気機関車館での乗車は有り)、写真をたくさん撮って来ました。 ※ 走行中の車両から顔を出して撮影した写真がいくつかありますが、このような行為は非常に危険です。やった本人が言っても説得力がありませんが、安易にマネをしないよう、お願いします。 |
秩父鉄道熊谷駅に入線したパレオエクスプレス。 この電気機関車は、パレオエクスプレスを車庫から熊谷駅に入線する際に使用される、専用塗装車です(一般塗装電気機関車はこちら)。なお、蒸気機関車は、この反対側に付いています。 (東京都:タンゴ様撮影のVTRから編集させていただきました) |
|
熊谷駅にて 出発前の撮影タイム。 左は、JR熊谷駅で、高架は新幹線です。 |
蒸気機関車を、斜めから。 運転室には、旋回窓が・・・寒冷地仕様のようです。(「C58363」は東北地方で使用されていたそうです) |
側面。 メカニカルな部分。 |
銘板と運転室。 「昭和19」の文字も見えます。 運転前の打ち合わせでしょうか? |
テンダー(炭水車)。 山盛りになった石炭が見えます。 |
熊谷駅を出発。 |
右上と似たような感じですが、 寄居駅の少し手前です。 |
寄居駅に停車。 10分以上停まるので、撮影タイム。 乗務員にとっては、整備タイムでもあります。 横には、東武東上線の車両がちらっと。 |
機関車の側面。 | シリンダ付近の可動部分。 蒸気機関車の最重要箇所の1つです。 |
運転室内部。 バルブがいっぱい。 |
パレオエクスプレスの、最後尾です。 |
寄居駅を出発しました。 | 走行中の機関車を 何とか撮りました。 ※何度も言うようですが、走行中に窓から顔を出す行為は非常に危険です。 |
秩父駅に到着。 8分程度停まるので、やはり撮影&整備タイム。 |
|
三峰口駅に到着。 すぐ切り離さされれ、整備に向かいます。 |
水補給中。 水がないと、蒸気機関車は走りません。 |
整備および撮影タイム。 華やかな舞台の裏側で・・・ 古い車両を安全に走らせるために、細かい整備は欠かせません。 |
|
この子は・・・ SLに憧れてるのか? それとも SL運転士に憧れているのか? |
パレオエクスプレスの時刻表。 なお、ダイヤ改正等、時刻は変更になることがあるので、実際の時刻は、秩父鉄道ホームページでご確認下さい。 |
(走行してる列車内から撮影。) ターンテーブルに載りこむSL。 これで方向転換して、帰りに備えます |
|
パレオエクスプレスに乗車するためのきっぷ。 実際に乗車する場合は、これのほかに乗車券が必要です。(フリーきっぷでも可) |
上長瀞駅付近と思われる。 車窓から見た、長瀞の景色です。 なお、川そのものは、東京湾に注いでいる「荒川」です。 |
秩父鉄道「パレオエクスプレス」は、都心から一番近い蒸気機関車と言われるように、上野から約1時間、JR熊谷駅真横にある、秩父鉄道熊谷駅から出発します。その熊谷駅から56.8km、終点である三峰口駅まで、約2時間半かけて走ります。なお、この区間を、急行列車(有料)なら1時間10分程度、普通列車でも1時間30分程度で走ります。 ワタシは、時間の都合で見学することはできませんでしたが、三峰口駅では転車台(ターンテーブル)で、機関車を方向転換する仕業も見ることができます。 |