「西」鹿児島駅があった頃・・・ (平成15年12月28〜29日撮影)(平成17年8月16日掲載)
九州新幹線開通前の「西鹿児島」駅(現:鹿児島中央駅)に行ってきました。
九州新幹線は2004年3月に開業・・・それと同時に、駅名の変更や列車の改廃などが行われました。
・「西鹿児島」駅の駅名変更→→→「鹿児島中央」駅
・鹿児島本線(在来線)八代−川内の廃止(第三セクター化)→→→肥薩おれんじ鉄道
・在来線「つばめ」号(博多−西鹿児島)の運転区間短縮、愛称変更→→→「つばめリレー」号(博多−新八代)
ただし、表示は鹿児島中央へ直通扱い
・寝台特急「なは」号(新大阪−西鹿児島)の運転区間短縮→→→新大阪−熊本
・急行「くまがわ」の特急化,特急「あそ」との一体運用,特急「あそ」愛称変更→→→特急「くまがわ」,「九州横断特急」
・肥薩線特急の新設→→→「はやとの風」(鹿児島中央−吉松)
・・・等々
なお、「西鹿児島(鹿児島中央)」駅の隣には、「鹿児島」駅が存在しています。しかし、新幹線が開業し、大ターミナルのようになった鹿児島中央駅と比較して、小さな駅となっています。
本来、市の中心駅となるはずの「鹿児島」駅よりも、いわゆる「西駅」のほうが発展したのは、太平洋戦争からの復興の際、鹿児島駅を貨物ターミナルに、西駅を旅客ターミナルとして整備したから、ということのようです。(参考文献:「鉄道
駅と路線の謎と不思議」東京堂出版(2004年9月30日発行)
今回の改名により、旧「西鹿児島」駅は、名実ともに、市の中心駅となりました。