とりあえず九州(北部)の列車ちょっと (平成15年8月10〜13日撮影)(平成16年12月6日掲載)

九州に旅行に行ったとき、ついでに写真を撮ってきました。
今回の旅行は、鉄道がメインではなかったため、写真の内容にまとまりがありません(苦笑)。

8月10日撮影
博多駅に停まっている「ゆふ」号。

車両は、もとJR四国のキハ185系です。
香椎線の海側の終点、西戸崎駅に停まっている列車(キハ47系)です。

この付近には、海の中道海浜公園があります(最寄り駅は1つ手前の海の中道駅)。
8月12日撮影
博多駅にて。
787系「ありあけ」車両と「つばめ」車両の併結(左側の「つばめ」車両には、赤い「ありあけ」表示が無い)

この列車そのものは、「有明」号だったと思います。
左の写真の先頭車両
博多駅にて。
783系「ハウステンボス」号

奥に写っているのは、885系「ソニック」号。
ハウステンボス駅に到着した「ハウステンボス」号の最後尾。

1つ手前の早岐駅までは「みどり」号を併結していました。
ハウステンボス駅で並ぶ「ハウステンボス」号と「シーサイドライナー」号(快速) ハウステンボス駅に停まっている「ハウステンボス」号。

側面はカラフル。
ハウステンボス駅

駅前に橋を渡った反対側は、ハウステンボスのメインゲートです。
 
8月13日撮影
佐世保駅に停まっている「みどり」号 佐世保駅で並ぶ「みどり」号と、快速「シーサイドライナー」号。

「シーサイドライナー」号は、佐世保〜早岐で「みどり」号と、早岐〜ハウステンボスで「ハウステンボス」号と、諫早〜長崎で「かもめ」号と並ぶことがあります。
佐世保駅に停まっている、松浦鉄道の列車。

 「ゆふ」号は博多-(久留米-由布院-大分)-別府を走る特急で、車両は、もとJR四国のキハ185系です。撮影当時は、「あそ」号(熊本-阿蘇-大分-別府)と兼用のデザインでした。現在、「あそ」号は「九州横断特急」となり、「くまがわ」号と共通となったため、「ゆふ」号のデザインも少し変わったかもしれません。

 香椎線は、鹿児島本線香椎駅から、海側山側の両方に延びる線で、海側の方は特に「海の中道線」という愛称がついています。そして、沿線には「海の中道海浜公園」があり、その中の「ホテル海の中道」は水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)がアートディレクションを手がけたホテルで、そのホテルとタイアップした列車を水戸岡氏がデザインし、しかもそれが非常に好評であったことから、以後JR九州の特急車両、そして九州新幹線車両のデザインを水戸岡氏及びドーンデザイン研究所が行っています(特急だけでなく、普通列車のデザインなども行っているという情報もあります)。 この香椎線が無ければ、上記写真の787系のような、外装内装ともに優れた車両は登場しなかったでしょう。

 「つばめ」「有明」号は、この当時、ともに鹿児島本線の特急列車でした。写真の787系は、博多-(熊本)-西鹿児島の特急が、「つばめ」と改称された際に登場した車両で、当初、「つばめ型車両」と呼ばれましたが、その後「有明」号(小倉,博多−熊本,水前寺ほか)にも投入され、その際に、誤乗防止のため、ありあけ車両には赤地に白字の「ありあけ」表示がつけられました。しかし、つばめ車両のまま「有明」号の運用に入っている列車もあったように思います。現在は、「有明」号はそのまま残っていますが、「つばめ」号は、名前は九州新幹線となり、列車は九州新幹線接続特急「リレーつばめ」として運転されています。

 「ハウステンボス」号はテーマパーク「ハウステンボス」開業とともに登場した列車で、当初は485系により運転されていましたが、国鉄時代から走っている古い車両であったことから、その後、併結相手である「みどり」号とともに写真のような783系に置き換えられました。

 松浦鉄道は、旧国鉄松浦線で、佐世保線の有田から伊万里へ向かう列車と、伊万里から平戸の玄関口を経由して佐世保へ向かう列車を運行しています(線名はどちらも「西九州線」)。国鉄時代に比べ、駅数をほぼ倍増させたことで、地域密着の鉄道となったようです。



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