近鉄のナローゲージ (2:内部,八王子線) (平成12年11月24日撮影)
近鉄のもう1つのナローゲージ、内部,八王子線。
ローカル線の雰囲気がある北勢線とは違い、こちらは(全線四日市市内を走っていることもあって)、郊外電車的な雰囲気でした。
ナローゲージの始まりは、明治終期まで遡ります。明治43年に「軽便鉄道法」が制定され、その当時、道路が未発達であったこともあって、日本各地に、多くのナローゲージ鉄道が誕生したそうです。
そして、明治45年に内部・八王子線(の前身)が、大正3年に北勢線(同)が開業しました。
しかし、道路の発達などで、軽便鉄道は次々に姿を消してしまい、今では、この2線のほか、観光鉄道としての性格が強い(季節営業)黒部峡谷鉄道しか残っていません(ナローゲージとしては、他に専用鉄道も存在する)。また、中には改軌して一般の鉄道になったものもあります。(近鉄湯の山線など)
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