函館駅に来る特急列車 (平成17年2月11〜13日撮影) (平成18年3月31日掲載)
函館にいた3日間、函館駅でいろんな特急の写真を撮ってきました。
「スーパー白鳥」789系 | |
撮影日:ともに2/13 「スーパー白鳥」号は、JR北海道の789系で運転されています。この車両は、「スーパー白鳥」号のために、新造されました。塗装は違いますが、形態は、キハ261系「スーパー宗谷」号(札幌−稚内)と、非常に似ています。 |
「白鳥」485系(3000番台) | |
撮影日:(左から)2/11,2/12,2/13 「スーパー」の付かない「白鳥」号はJR東日本の485系によって、運転されています。485系は、国鉄時代から走っている車両ですが、大幅に改造されています。でも、よく見ると、原型の面影が・・・。 |
「スーパー白鳥」「白鳥」は、八戸駅で東北新幹線「はやて」号からリレーを受けて、函館に向かう特急です。 途中、青森で進行方向が変わります。 また、途中、蟹田−中小国は、普通列車が運転されていないので、乗車券のみで、自由席に乗車できます。 |
「北斗」キハ183系 | |
撮影日:ともに2/13 この前面の形態は、キハ183系後期型です。 この形態のものは、最高速度が120km/hまでのものと、130km/hまで出せるものがあり、最高速度が正面下方に書いてあります。両者は、ブレーキ等の都合で、混結はできませんが、どちらにも連結できるものは、数字が2つ併記してあるそうです。 |
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撮影日:2/13 この車両は、0番台中間電源車を、先頭車化した100番台です。特徴は、運転台の反対側に機械室があるところです。 最高速度は110km/h |
撮影日:2/13 0番台先頭車 国鉄色に戻された姿です。 最高速度は110km/h |
「スーパー北斗」キハ281系 | |
撮影日:ともに2/12 北海道初の振り子式車両。 気動車は遅い、という常識(偏見?)を、一気に覆した形式で、JR在来線の特急として、表定速度が最も速い特急です。(登場当時。現在のデータが手元にないため、現在のランキングは不明) 「スーパー北斗」号でのみ、使用される系列です。 |
「スーパー北斗」キハ283系 | |
撮影日:左から2/11,2/13,2/13 281系の振り子機能をさらに強化した形式で、最初は、「スーパーおおぞら」号(札幌−釧路)用に、登場しました。その後の増備の際、「スーパー北斗」にも使用するようになりました。 |
「北斗」「スーパー北斗」は、函館から東室蘭を経由して、札幌へ向かう特急です。その走行ルートを地図で見ると、逆S字型になっていて、非常に距離を損しているように見えますが、勾配があまり無く、ほとんどが複線であるため、鉄道におけるメインルートとなっています。なお、函館から、倶知安を経由して札幌に向かう方が約30km短いのですが、途中、山間を通るため、勾配が多く、かつて倶知安経由で走っていた特急「北海」は、東室蘭経由の「北斗」(当時)よりも余計に時間がかかっていました。 |
寝台特急「日本海」 | |
撮影日:ともに2/12 函館出発前の「日本海」号 まだ、外は明るいですが(函館発16:30、撮影時刻は16:15頃)、これから夜通し走り続け、翌朝10時前に大阪に到着します。 |
寝台特急「日本海」は、大阪から函館と、大阪から青森がそれぞれ1往復走っています。その行程のほとんどが、日本海沿いを走ります。 写真の機関車は、青函トンネルを挟む、青森−函館の区間でのみ使用されます。 |
特急「ドラえもん海底列車」781系 | |
撮影日:2/13 吉岡海底駅内にあった「ドラえもん広場」のタイアップ列車です。 |
吉岡海底駅は、青函トンネルの新幹線工事のため、平成18年3月17日限りで、見学コース廃止となりました。それにより、ドラえもん列車も、過去のものとなりました。(竜飛海底駅は、今でも存続しています:2006年3月現在) |
「ドラえもん海底列車」は、「ドラえもん広場」のある、吉岡海底駅内アクセスのための専用列車で、ドラえもんカーが連結されています。(ドラえもん列車を利用しない見学コースもあります。)
運転区間は、函館−吉岡海底ですが、ワタシは、2月11日に津軽今別駅付近で目撃しており、吉岡海底から先も、回送運転して本州側に顔を出していたようです。(当然、折り返し駅は不明。もしかすると新中小国信号場か?) |
函館駅 | |
撮影日:ともに2/13 左の写真は、10時頃。右の写真は15時半頃に撮ったものです。 |
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撮影日:2/13 鳩は、日なたの壁際にいました。 ・・・やはり、寒いのでしょう。 |
函館駅は、函館本線の起点で、かつては青函連絡船が発着し、その客を受けて、道内の各方面(札幌を超えてさらに向こう)へ列車が出ていました。現在は、青函連絡船の代わりと言える、青森からの特急と、道内は札幌行きの列車しかありませんが、車両については、意外とバリエーションが増えています。 ただ、青函トンネルになってから、貨物列車は函館駅を経由しなくなりました・・・江差線(津軽海峡線)を走ってきた貨物列車は、五稜郭駅で折り返して函館に向かうからです。 |
上記の特急以外にも、函館駅(付近)には、寝台特急「北斗星」(上野−札幌),寝台特急「カシオペア」(上野−函館,隔日運転),寝台特急「トワイライトエクスプレス」(大阪−札幌,隔日運転,五稜郭駅経由(函館駅は経由せず)),寝台特急「エルム」(上野−札幌,臨時列車)の、4列車が来ます。 |