函館本線森駅付近 (平成17年2月12日撮影) (平成18年2月20日掲載)

8の字ルートを形成する、函館本線七飯駅〜大沼駅〜森駅。
そのルートの乗りつぶしの途中、列車待ちの間に、ちょっと写真を撮ってみました。

函館本線(大沼−駒ヶ岳−森)
森方面行き列車に乗って、大沼駅手前から左側に見える、「小沼」です。たぶん。

あとから地図を見て、推定しました。
大沼駅付近の「小沼」です。たぶん。

なお、「大沼」は大沼公園駅付近右側に見えます。たぶん。
駒ヶ岳駅にて、
列車(スーパー北斗号)行き違い待ちの停車中に撮りました。
駒ヶ岳駅ですれ違った
キハ283系スーパー北斗号

手前の影は、跨線橋です ;^_^A
森駅付近
森駅

駅弁「いかめし」で全国的に有名ですが、駅は全然大きくありません。
森駅近くの海岸

海中に建っている碑は「明治天皇上陸地跡」だそうです。
その当時、この付近には港があったそうです。
森駅近くの海岸
正確には、森駅から東側に500mくらい歩いていったところの踏切付近です。、
右側には海岸、左側には線路
森駅から東に500mくらいのところにある踏切から、上り(函館方面)を見る。

複線のようにも見えますが、それぞれ行き先(経由地)が違い、
右側の線路が函館本線メインルートで、短距離ではありますが、途中に勾配があります。
左側は、山を迂回するように線路が引かれていて、勾配が少ないものの、距離が長くなっています。

・・・両線の特徴が、そのまま出ている感じ。
踏切から、森駅を撮る。
キハ283系「スーパー北斗」号
キハ40型普通列車


 函館本線において、七飯駅〜大沼駅〜森駅は、8の字ルートを形成しています。そのうち、もともとの本線は、それぞれ仁山駅経由,駒ヶ岳駅経由で、大沼駅に向かうには、どちらからも上り勾配となってしまうため、あとから勾配緩和線がつくられました。

 七飯駅〜大沼駅は、仁山駅経由と、途中駅のないルート(通称:藤城線)に別れています。仁山駅経由は途中に急勾配があり、仁山駅は、もとは勾配途中の信号場でした(仁山駅の詳細は、後日別掲予定)。また、藤城線の方は、七飯駅を出るとすぐに、コンクリート高架で上り始めていて、この区間全体に勾配を分散させている感じです。 この区間は、どちらのルートでもあまり距離があまり変わらないため、大沼方面へ向かう優等列車,貨物列車の全て、そして普通列車の一部は藤城線回りとなっています。

 大沼駅〜森駅は、駒ヶ岳駅経由と渡島沼尻駅経由に別れています。こちらは、ルートによって距離が大幅に違い(22.5kmと35.3km)、渡島沼尻経由は距離を稼ぐことで勾配を緩和しているような感じです。現在は、車両の性能が上がり、多少の勾配なら問題なく登ってしまうため、大沼方面へ向かう優等列車は急行「はまなす」号を除き、駒ヶ岳駅経由となっています。(貨物列車については不明)



JR北海道函館支社


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