函館本線森駅付近 (平成17年2月12日撮影) (平成18年2月20日掲載)
8の字ルートを形成する、函館本線七飯駅〜大沼駅〜森駅。
そのルートの乗りつぶしの途中、列車待ちの間に、ちょっと写真を撮ってみました。
函館本線において、七飯駅〜大沼駅〜森駅は、8の字ルートを形成しています。そのうち、もともとの本線は、それぞれ仁山駅経由,駒ヶ岳駅経由で、大沼駅に向かうには、どちらからも上り勾配となってしまうため、あとから勾配緩和線がつくられました。 七飯駅〜大沼駅は、仁山駅経由と、途中駅のないルート(通称:藤城線)に別れています。仁山駅経由は途中に急勾配があり、仁山駅は、もとは勾配途中の信号場でした(仁山駅の詳細は、後日別掲予定)。また、藤城線の方は、七飯駅を出るとすぐに、コンクリート高架で上り始めていて、この区間全体に勾配を分散させている感じです。 この区間は、どちらのルートでもあまり距離があまり変わらないため、大沼方面へ向かう優等列車,貨物列車の全て、そして普通列車の一部は藤城線回りとなっています。 大沼駅〜森駅は、駒ヶ岳駅経由と渡島沼尻駅経由に別れています。こちらは、ルートによって距離が大幅に違い(22.5kmと35.3km)、渡島沼尻経由は距離を稼ぐことで勾配を緩和しているような感じです。現在は、車両の性能が上がり、多少の勾配なら問題なく登ってしまうため、大沼方面へ向かう優等列車は急行「はまなす」号を除き、駒ヶ岳駅経由となっています。(貨物列車については不明) |