中津駅,別府駅、そして大分駅到着 〜時代遅れの速度?〜 (平成21年2月1日撮影) (平成21年3月8日掲載)

 
 
中津駅→別府駅 一旦「富士」号から降りて・・・。
中津駅を出発する「富士」号

ワタシは、ここで一旦、「富士」を見送りました。
特急「ソニック」号に乗り換えます。

この車両は、883系です
「ソニック」号は、大分までの運転で、それより先は、「にちりん」号が引き継ぎます。

なお、接続は、この別府駅で行います。
まもなく、「富士」号がやってきます。

別府駅に入ってくる様子を捉えた動画は、動画館にあります。
「富士」号は、機関車牽引の客車で運転されるため、加速度や速度が、最新の特急電車には到底及ばず、
途中で、「ソニック」号に、追い抜かれます。
「富士」号 大分駅到着
大分駅に到着した、「富士」号

おつかれさまでした。
乗客は、記念撮影タイム♪

このように、記念Tシャツを着て、記念撮影されている方も居ました。
最後尾を、後ろ正面から。
(おまけ)
となりのホームに登場した「九州横断特急」

車両は、もともとはJR四国の車両です。
 
 「富士」号は、九州に入る頃には既に日は昇っており、昼行列車の中に混じって走ります。 しかし、国鉄時代に登場したED76形機関車の性能上、最高速度は100km/hとなってしまいます(本州内を担当するEF66形は、最高速度110km/h)。 それに対し、JRになってから登場した「ソニック」号(883系、885系)は、最高速度130km/hで、さらに振り子機能により曲線も高速で走行できます。 そのため、九州内では、下り・上りとも、途中で「ソニック」号に道を譲ることになります。
 
このことに象徴されるように、今となっては時代遅れの速度であり、所要時間がかかりすぎる、というのが問題でした。 
 ちなみに、「富士」号は東京発18時03分、大分着は11時17分(2009年1月ダイヤ)。 飛行機の始発便は、羽田空港8時05分発、大分空港9時45分着(2009年1月ダイヤ)であり、大分空港からホーバークラフト、バスを乗り継いでも大分駅10時51分着(大分ホーバーフェリー時刻表による)です。 つまり、前日夕方から乗車しても、大分着は、翌日の飛行機利用よりも少しおそい、という状況でした。
東京   大分駅 備考
18:03(駅) 寝台特急「富士」号 11:17  
8:05(空港) 飛行機・ホーバークラフト・バス 10:51 大分ホーバーフェリー時刻表による
6:00(駅) 新幹線「のぞみ」・特急「「ソニック」 12:01  
 なお、相方の「はやぶさ」号も、小倉−博多で、「ソニック」号に先行されます。 「ソニック」号は、博多止まりですが、博多駅に「ソニック」が到着して、「はやぶさ」が到着するまでに、熊本方面に向けて「リレーつばめ」号が出発するため、結局、熊本まで先行される形となります。



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